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「無料で不用品回収ができる」といった内容の宣伝をどこかで聞いたことはありませんか？
もし本当に無料で不用品を処分できるとすれば嬉しい限りですが、実際に無料で不用品を回収することは可能なのでしょうか。
この記事では、無料の不用品回収の注意点や有料回収との違いなどについて解説していきます。
目次
無料の不用品回収をうたう回収業者とは？
不用品を処分したいと考えている時に無料の不用品回収をうたう広告や宣伝を見聞きすると魅力的に感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、そういった無料の不用品回収を依頼してしまうと、トラブルに巻き込まれる可能性が高いため注意が必要です。
無料で不用品回収をうたう業者は、主に以下のような特徴があります。
- ポストにチラシを直接投函している
- 街を巡回しながら、拡声器等を利用して宣伝している
- 無料回収と書かれた旗を空き地などに立てて回収している
中には、実際に無料で回収をしてもらえたというケースもあるかもしれませんが、高確率でトラブルが発生しているため、「無料回収」を鵜呑みに依頼してしまうことは危険です。
実際、無料で不用品回収はできるの？
無料で不用品を回収する業者はどうやって儲けているのかという疑問が出てくると思います。
一般的に無料回収ができる理由としては、回収品を売却することで利益を得ているからです。
例えば、使用可能な家電製品などであれば、買取業者や自社で販売することによって、無料で回収したモノから数千〜数万円の利益を出すことができるのです。
不用品を処分するには費用がかかる
不用品など、何かを処分するには費用がかかります。そのため、通常であれば不用品回収業者による回収は有料です。
しかし、回収業者によっては買取サービスを提供している場合もあります。
新品・未使用や使用感があまりない電化製品などであれば、買取を利用することが可能で、回収料金から買取額を値引きしてもらうなどして、実質無料で不用品を回収してもらうことができます。
不用品回収業者で無料・有料は何が違うの？
不用品回収業を無料で行っている業者と有料で回収している業者では大きな違いがあります。
以下は、無料・有料で回収業者を比較した表です。
| 比較項目 | 無料回収業者 | 有料回収業者 |
| 許可・認可 | 無許可で回収している | 許可・認可をとって回収している |
| 会社登記 | ない | ある |
| 回収品の処理 | 不法投棄する可能性がある | きちんと処理している |
| トラブル発生率 | 高い | 低い |
許可を取得した上で運営・業務を行っている、いわゆる優良業者と呼ばれる回収業者では、作業費として料金を請求しています。
しかし、無料で不用品回収を行っている回収業者は、回収品を売却してお金にすることを前提に不用品の回収をしているのです。
無料で不用品を処分する方法とは
自分で不用品を無料で処分する方法はどういったものがあるのでしょうか。
無料で処分するには以下のような方法を試してみるといいでしょう。
- リサイクルショップに売却
- フリマ・オークションサイトで売却
- 無料掲示板サービスを利用して他の人に譲る
不用品に買取査定がつけば、リサイクルショップに売却することが可能です。
・トレジャーファクトリー
・ハードオフグループ
・セカンドストリート
これらのような大手のリサイクルショップであれば、出張買取も行っていますので、大型の不用品でも運ぶ必要がなく、買取ができなかったとしても手間がかかりません。
メルカリなどのフリマアプリや、ヤフーオークションなどのオークションサイトを利用して売却することも検討してみるといいでしょう。これらのサービスを利用すると、リサイクルショップで売却ができないようなモノであっても売却できる可能性があります。
最後に、ジモティーなどの無料掲示板サービスを利用して、無料で不用品が欲しいという方に譲ることもできるでしょう。お金になる可能性は低いですが、無料で処分するという意味でおすすめの方法です。
まとめ
不用品を処分する場合、自治体や優良の不用品回収業者の回収は有料になります。
そんな中、「無料」で回収してもらえると聞くと、お得に感じてしまうかもしれませんが、今回解説したさまざまな要因から無料回収をうたう回収業者には注意が必要です。
無許可で営業をしている可能性などを把握しておくことによって、不用品回収によるトラブルを事前に回避することができます。
また、とにかく不用品を無料で処分したいと考えている方は、無料処分ができる方法を試してみるのもいいでしょう。
不用品回収ルートは対応エリアの自治体で許可を得て、安心安全に不用品回収を行っています。
