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カーポートの処分タイミングは? 解体撤去の方法と費用をくわしく解説

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カーポートは直射日光から車体の劣化を守り、車内が高温になることを防いで暑さを軽減したり、雨、泥、塵などの汚れから車体を守り、雨でも濡れずに乗り降りできるなど、非常に便利な設備です。

 

しかし劣化が進んだカーポートは、大雨や台風、竜巻、積雪など、想定外の自然災害が起きた時、いとも簡単に壊れてしまい思わぬ事故につながってしまうことがあります。

 

ここでは古くなったカーポートの処分について、処分のタイミングや解体撤去の方法、費用などについて詳しく解説します。

カーポートの種類と構造

屋根付きの駐車場には壁で囲った「ガレージ(車庫)」と、壁がなく支柱で屋根を支える「カーポート」がありますが、ガレージは建築物扱いになり、建築確認申請の費用や固定資産税がかかることから、カーポートの方が広く一般に普及しています。

 

カーポートは大きく分けて片側2本の支柱で屋根を支える「片側支持タイプ」と、4本の支柱で支える「両面支持タイプ」があります。限られた省スペースにカーポートを設置する場合は、この「片側支持タイプ」で施工されているケースが多く見受けられます。基礎は支柱にコンクリートを巻き、地中に50~60cm埋められています

 

この「片側支持タイプ」は、片足で立っているような状態の構造なので、非常にバランスが悪く、特に屋根部分は想定外の自然災害が起きた時、強風や竜巻などで巻き上げられたり、大雨や積雪などの負荷重量がかかって折れたりと、危険が伴うことがあります。

 

豪雪地帯など積雪を前提に設置されている地域は、安定性の良い「両面支持タイプ」で、積雪荷重が積雪50cmまで対応可能な「積雪地域用のカーポート」を設置されているはずですが、関東から西日本以降にかけては、「片面支持タイプ」で積雪20cmまでの「一般地域用のカーポート」を設置されていることが多いようです。

 

この積雪〇cmというのはあくまでも目安で、新雪の積雪重量を想定して表示されているため、湿気を含んだ重い雪の場合にはもっと少ない積雪でも重量オーバーとなってしまいます。カーポートの商品名に積雪強度が記載されていますので、ご自宅の強度はカタログや説明書を確認してみると良いでしょう。

 

【積雪荷重の目安】

 

「一般地域用のカーポート」
・600タイプ(積雪20cmまで)
・900タイプ(積雪30cmまで)

 

「積雪地域用のカーポート」
・1500タイプ(積雪50cmまで)

カーポートの処分タイミングは?

一般的にカーポートの耐久年数は10年から15年と言われています。特に沿岸部にお住いの場合は、塩害で錆びやすいので耐久は10年未満でしょう。

 

最近のカーポートは、アルミニウム製が主流になっていますが、少し前まではスチール製が主流でした。スチールは鉄の合金なので硬さがあり、耐熱性に優れていますが、重く、塗装やメッキが剥げると錆びやすいことがデメリットでした。ちなみにアルミニウムは軽くて耐食性や、成型加工性に優れています。

 

このスチール製のカーポートの場合、一部であっても塗装やメッキが剥げているところがあると、どんどんサビが侵食して、見た目以上に老朽化が進んでいることがあります。日々の使用上に問題がなくても、昨今増え続けている自然災害など、不慮の事態になった時に、簡単に折れて落下したり、屋根が外れて飛んでしまったりと、思わぬ事故につながることがあります。

 

構造を支える支柱にサビがあったり、劣化している部分がある場合、設置から10年過ぎた場合は、古いカーポートを処分して、新しいものに交換、または撤去することを検討されるとよいかもしれません。
【処分タイミング】
・スチール製で支柱にサビがある
・破損箇所が増えて劣化が見える
・設置から10年過ぎている

カーポートの処分方法は?~施工業者・解体業者・不用品回収業者・DIY~

いざカーポートを処分しようとした時、どのような処分方法があるのでしょうか?

 

【処分方法】
・リフォーム会社など施工業者に依頼
・解体業者に依頼
・不用品回収業者に依頼
・DIYで自分で行う

 

古いカーポートを処分して、新たなものに交換して新設するのなら、リフォーム会社などの施工業者に古いものを解体撤去してもらい、新しいものに交換設置してもらうのが1番効率的な方法でしょう。

 

一方、古いカーポートを解体、撤去して、新設せずに更地にしたい場合は、解体業者や不用品回収業者などに依頼して処分します。不用品回収業者はたくさんありますが、業者によって不要になったものを回収するだけではなく、解体、撤去、廃棄までまとめて依頼することもできます。

 

または自力でDIYにチャレンジし、補修したり、解体・撤去したいと考える方もいらっしゃるでしょう。その場合は専用の工具が必要になりますので、知人に借りるか購入する必要があります。また、解体まではDIYできますが、撤去、廃棄については自治体の「不燃ごみ」や「粗大ごみ」では回収してもらえないため、別途回収業者に処分を依頼する必要があります。

カーポートの解体方法は?

次にカーポートを解体する場合に必要な工具類や人員、作業工程について。業者に依頼した場合も、自分で行う場合も、この流れで解体処分を行います。

 

①必要な工具類
カーポートはネジで留められているので基本的にはドライバーがあれば外せます。サビついて外れない時にはバールを差し込んで、テコの原理で外す必要があります。支柱はコンクリートで地中に埋められているため、通常は掘り起こしたりせず、根本付近で切断しますので、セーバーソー(電動のこぎり)は必須になります。

 

・インパクトドライバー
・セーバーソー(電動のこぎり)
・バール
・モルタル補修材

 

②必要な人員
作業する人と補佐をする人で最低2人必要です。

 

③解体手順
基本的には、高いところから順番に解体していきます。支柱は地下50~60cmまで埋まっているため、掘り起こしたりせず、地上すれすれに切断し、表面をモルタル補修材で補修して終了します。

 

・屋根を外す
・すべての骨組みをインパクトドライバーで外す
・支柱部分を地上面でセーバーソーで切断する
・切断面をモルタルで補修する

 

解体作業に慣れた作業員が行う場合は数時間で終了する作業ですが、慣れない人が作業する場合は、かなりの時間と労力が必要になります。DIYは危険が伴いますのでゆとりをもって慎重に進めましょう。

カーポートの解体撤去処分の費用は?

カーポートの解体、撤去、廃棄までの処分を、業者に依頼すると費用はどれくらいかかるのでしょうか?

 

関東都市部のカーポートの場合、片側支持タイプの1台駐車用で作業員2人で作業を行った場合は、人件費、運搬費用込みで6〜8万円程度が相場のようです。

 

どのメーカーのものでも構造はほぼ同じなので、カーポート撤去の見積は業者によってそれほど大きく変動しません。しかし両側支持タイプで2台、3台分のカーポートとなると、その構造の大きさに比例して処分費用は上がり10万円程度になります。また、駐車場が近くにない、私道にトラックが入れないなど、作業条件によって別途追加費用が加算されることもあります。

 

ちなみに、アルミ製やスチール製の骨組みは、鉄くず資源として買取されるため、処分費と相殺されることが多いようです。

不用品回収業者なら「不用品回収ルート」がおすすめ

カーポートの撤去処分費用は決して安くはありません。業者によっては、様々な追加料金やオプション料がかさんで、見積もりよりも最終的な合計費用がさらに高くなってしまうこともあるようです。

 

もし不用品回収業者で処分することを考えられる場合は、カーポートの解体、撤去、廃棄までまとめて請け負える「不用品回収ルート」をご検討下さい。交通状況や予約状況にもよりますが、最短即日に撤去作業を行うことも可能ですので、お急ぎの方にもお勧めです。

 

また「不用品回収ルート」では業界最安値宣言をしており、他社と比較して1円でも高ければ料金相談が可能です。

 

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